会社概要 | 地域課題の解決に取り組み、「地域の未来を創造できる人材」を育成に向けた、教育・研究・地域貢献活動を行っています |
---|---|
会社PR | 長野大学は、「地域社会との密接な結びつきによる学問理論の生活化」を理念とする公設民営方式の私立大学として昭和41年に開学し、以来50年の歴史を経て平成29年度に上田市を設立団体とする公立大学法人となりました。 地域に根ざした大学として、これまで以上に地域の方々との協働を通じて、社会・経済の担い手不足など、地方が直面する課題の解決に取り組み、「地域の未来を創造できる人材」を育成するとともに、上田地域における知の拠点として、地域の産業及び社会の発展に貢献します。
長野大学未来創造基金のご案内
長野大学未来創造基金は次の事業に活用させていただきます。
なお、基金への寄附に対しては、所得税法による税制上の優遇が受けられます。このほか基金に関する詳細につきましては、経営・企画・財務担当(TEL 0268-39-0220)までお問合せください。 |
営業品目 | ・企業、団体等との受託研究、受託事業 ・フィールドワークを中心とした地域協働型教育 ・地域を主題とした調査研究活動 ・市民向け講座等の開講 など |
URL | https://www.nagano.ac.jp/ |
長野大学は、長年培ってきた社会福祉分野の知見や経験を更に発展させ、活力に富んだ地域づくりや人々の福利に貢献できる人材を育成し、研究を推進するために、令和3年4月に長野大学大学院「総合福祉学研究科」を新設しました。
本大学院の概要は以下のとおりです。高度専門職、実務家あるいは研究職として、地域社会に貢献する意欲のある方々の入学を期待しています。また、地域の関係機関・団体の皆様には、本大学院を「シンクタンク」・「知恵袋」としてご活用いただければ幸いです。
【設置場所】
長野県上田市下之郷658-1
長野大学内(長野大学7号館を大学院棟として改修しました)
【設置の目的】
現代社会では少子高齢化、労働力人口減少、人口の大都市集中と地方の衰退化、気候変動等が極度に進展し、地域社会にさまざまな問題が山積しています。このような状況に対し、本大学院総合福祉学研究科は、地域の福祉課題を解決するための研究を推進し、また、人々の安全・安心・福祉の実現に寄与できる高度専門職業人や研究者を育成します。
リンク先:長野大学大学院総合福祉学研究科 開設式(上田市行政チャンネル)
【教育内容】
総合福祉学研究科は2つの専攻で編成しています。
◆社会福祉学専攻(博士前期課程/博士後期課程)
現代社会のさまざまな問題のうち、特に「自立生活の困難・支障」、「地域生活の困難・支障」、「多文化共生の困難・支障」を対象として絞り込み、「政策支援」、「援助支援」、「地域活動支援」の3つのアプローチを統合して、地域に生きる人々の「自律生活形成支援」のための研究と教育を推進します。
◆発達支援学専攻(修士課程)
児童福祉を起点とし、子どもたちの「生活の困難・支障」、「発達の困難・支障」「ライフキャリア形成の困難・支障」を対象とし、「心理支援」、「教育支援」、「福祉支援」の3つのアプローチを統合して、生きづらさを抱える子どもたちの「ライフキャリア形成支援」のための研究と教育を推進します。
総合福祉学研究科の構想を示す概念図を文末に掲載していますので、ご覧ください。
【入学定員】
総合福祉学研究科
社会福祉学専攻:博士前期課程5名 博士後期課程3名
発達支援学専攻:修士課程 5名
【授業開講時間】
授業は平日の夜間(18:00―19:30)や土曜日(8:50―19:30)を中心に開講し、また、長期休業中には集中講義を設定しています。
【学生納付金】
初年度は入学金・授業料・教育充実費、次年度以降は授業料・教育充実費を納入していただきます。また、職業上の事情等がある学生を対象とする「長期履修学生制度」があります。
詳細は、長野大学大学院学生募集要項 でご確認ください。
リンク先:長野大学大学院 総合福祉学研究科 学生募集要項
【教員構成】
総合福祉学研究科は、多分野横断的・学際的総合科学的アプローチを共通基盤として、地域社会の福祉課題を多角的・包括的・大局的な視点から捉え、教育と研究を推進します。
そのため、本研究科は多様な研究領域の教員により組織し、教育研究活動を行っています。
教員構成の詳細は、長野大学大学院案内パンフレットの教員紹介をご覧ください。
【大学院生からのメッセージ】
◆社会福祉学専攻博士前期課程
佐藤 もも子 さん(社会福祉協議会職員)
進学の動機は、他分野から福祉の仕事に就いているので学び直したい、仕事(実践)や職能団体の活動から現れた課題について、その対策を追究したいという2点です。
今は自身の課題を核に、県内のソーシャルワーカーの皆さんの役に立つ研究ができないかとテーマを模索しています。先生方や院生の皆さんと学び合うことで、視野が広がり、思考が深まっていくと感じています。地域で仕事(実践)をしながら学ぶことが出来ることは、大変恵まれています。実践者が学ぶことで、実践と理論が結びつき、良い循環を作り、長野県のソーシャルワークがますます発展していくことを願っています。一人でも多くの実践者がここで学ぶことを応援しています。
三村 仁志 さん(障がい者支援施設長)
私は、大学の福祉系学科を卒業後、障がい福祉を展開する社会福祉法人に就職しました。そして今年定年退職を迎えます。この間、利用者さんと「共に生きる」を目指して実践を重ねてきました。一方、職能団体を通じて権利擁護活動や研修の企画などを体験しました。大学院進学の動機は、定年を控え、自らの実践の科学的評価と課題を明らかにしたい、さらに、第二の専門職としての出発に当たり学び直し、スキルアップしたいというものでした。
大学院での学びは、現場とは少し違う、学術的な方法論に戸惑うこともあります。しかし、先生方が自分のテーマに親身に寄り添ってくださり、一緒に考え、議論しながら進みます。年は重ねていますが、まだまだ新しい世界が拡がっているように感じる毎日です。
◆社会福祉学専攻博士後期課程
内田 宏明 さん(大学教員)
言うまでもなく博士後期課程は本格的な研究の場です。社会福祉学専攻は、わが国でも有数の教授陣が揃い、まさに本格的な研究指導が期待できます。
専門というのは一生涯の不断の研究によってのみ追求できるものです。自分で限界を設定してしまえば、専門性はすぐに喪失していきます。その意味で研究は一生涯の取り組みと言えるでしょう。
私は、スクールソーシャルワークに関する実践、研究においては日本社会福祉士会や日本スクールソーシャルワーク協会を場として、専門性を広げるべく研修会を主催し、書籍を発行してきました。また、勤務する大学の教員として10人を超えるスクールソーシャルワーカーを現場に送り出してきました。
しかし、我が国社会におけるこの職種の成長はまだまだであり、よちよち歩きの状態です。博士論文執筆の取り組みの中で、子どもの権利を護るためのスクールソ-シャルワーク論を確立していきたいと考えています。
野村 裕美 さん(大学教員)
私は現在、ソーシャルワーカーの養成教育に教員として携わっています。この度博士後期課程への進学を決意した理由は二つあります。一つ目は、ソーシャルワーカーに高い専門性が求められるようになり、養成教育での教授に資する博士論文を執筆したいと思ったため、二つ目は、修士課程でお世話になった教授を始め、ぜひとも学びたいと思う教授陣が揃っていたためです。研究テーマは「ソーシャルワーカーのコンピテンシー」についてです。授業は、文献精読にレジュメ作成と大変ですが、実践や教育に携わる社会人の方々、教授との討議は非常に充実したものであり、ソーシャルワーカーに必要なクリティカルシンキング力がどんどん向上していく手ごたえを感じています。
◆発達支援学専攻修士課程
知久 朱美 さん(高校教員)
私は14年前に本学の社会福祉学部を卒業し、高校で教科「福祉」の教員をしています。本学は地域に密着した教育・研究が充実しており、学部での経験と感動は、私の教育活動の原動力となっています。
しかし、「専門性」を深めたいと願うようになりました。生徒や家庭、地域を取り巻く課題は、多様化・複雑化しています。生徒の教育的ニーズに応じた教科指導と支援、豊かな人間性の育成を目指し、高次の知識・技術・実践力を身に付け、さらに、今までの教育実践を理論化したいと考えました。
発達支援学専攻での学びは、想像以上に刺激的です。講義では、「児童虐待」や「ヤングケアラー」等児童に関わる問題を題材に、多角的な視点から分析する力を養います。また、先生方の研究活動に参加して、専門的かつ実践的な知見を深める機会もあります。
授業は土曜日や夜間が中心ですが、院生の状況に合わせ、日程や進度を柔軟に対応してくださいます。仕事と学業の両立に不安を抱いている皆さんも、ぜひ新たな世界に飛び込んでみてください。
⻑野⼤学は、令和3年4⽉1⽇より淡水生物学研究所を設立しました。施設は2つの研究棟を中心に、千曲川の河川水を取水する実験用の野外池、自然豊かな水路等の水辺の環境、井戸水による室内外実験飼育施設、大規模なウェットラボなどからなります。設備としては、次世代シーケンサー(NextSeq550)など先端の研究機器を有しています。
淡水生物学研究所では、施設・設備を十分に活用し、
(1)千曲川流域の自然を対象にした研究
(2)国際・全国研究教育ネットワーク拠点
(3)施設を利用した生物学の先端研究や増養殖技術の振興
の3つを中心とした活動を特色として研究を進めてまいります。また、研究所は、大学改革に伴い設置を予定している理工系学部の教育・研究への利用を想定しています。
現在のところ組織としては、所長(教授)1名、助教1名、客員准教授1名、研究支援員4名、庁舎管理・技術補助2名、事務長1名、事務員1名の合計11名の所員で構成されています。
淡水生物学研究所の活動は、長野大学ウェブサイトでチェックしてください。
【企業情報学部の教育内容】
企業情報学部では、本学が掲げる教育の3つ柱「教養教育」「専門教育」「地域協働型教育」に基づき、以下のような教育研究活動を行っています。理論的な学びとともに実践的な学びを重視しているのが企業情報学部の特徴です。特に専門教育においては、学生は専門的な知識や能力を単独で習得するのではなく、総合的かつ自身の目標に合わせたバランスで学習することになります。
「教養教育」・・学生が将来「困難な局面に立った時に、新たな視点で物事を考え、判断できる」ことを意識しています。
「専門教育」・・学生が将来「社会や企業の問題解決をしていこうとする際に求められる経営・情報・デザインといった専門知識を総合的に理解する」ことを意識しています。
「地域協働型教育」・・学生が将来「社会や企業の問題解決を実践する上で求められる創造性・論理性・協調性・コミュニケーション能力などの姿勢・態度を身につける」ことを意識しています。
【企業情報学部の3つの分野「経営」「情報」「デザイン」】
企業情報学部では、学生が卒業後にめざす職業を見据えて、「経営」「情報」「デザイン」の3分野を幅広く学びます。
◆経営分野
組織運営の基礎から、経営戦略の立て方やマーケティングの展開、事業・商品・サービスの企画・開発などを学びます。
◆情報分野
最先端のソフトウェア開発技術やネットワーク技術、情報発信やデザイン支援に必要なCG技術、デジタル映像表現技術などを学びます。
◆デザイン分野
デザイン力および企画力を習得します。学生が持つ独創的な発想力を高め、必要な技術を身につけます。
こうして身につけた専門的知識や能力を基礎に、企業・団体等と協働しながら課題発見・問題解決活動を進める「プロジェクト型学習」を展開し、学生自身が自分で研究テーマを決め、商品開発・アプリ開発・パンフレット作成など実際のビジネスシーンを想定した学びをとおして問題解決能力を身につけます。
「プロジェクト型学習」活動例 リンク先:長野大学ウェブサイト
住所 | 〒386-1298 長野県上田市下之郷658-1 |
---|---|
担当者 | 総務・企画グループ 経営・企画・財務担当 上畑 啓 |
ウェブ会議対応 | zoom ミーティング対応可, その他オンラインミーティング対応可 |