上田地域産業展2024-地域と産業を繋ぐ-

押出成形装置、電線被覆装置の設計製造メーカー株式会社 三葉製作所

企業概要

当社は1930年に東京品川で創業、昨年創業90年を迎えました。創業以来「お客様のニーズをカタチに」をモットーにお客様が求める合理化や省人化、高品質など様々な要望に応えられるようゴム押出機、樹脂押出機及び電線被覆装置を軸にそれに付随するライン装置を含めたシステムとしてのご提供をして参りました。いかなる状況下でも品質向上のため最先端のNC機械や検査装置、管理システム、試験設備など将来に向けた設備投資を積極的に進めてきた結果、各分野のトップメーカーから多くのご相談やご指示を受け採用されております。今後も創業当時の志を忘れずに、日本国内外のお客様に満足頂ける製品とサービスを提供いたします

事業内容

機械系・制御系・情報系を一つにまとめた高度なシステム制御技術に確立させた各種製造装置を提供しております。

住 所

〒386-8638 長野県上田市中央東5-14

 

高吐出タイプ樹脂押出機

スクリュー及びシリンダーの特殊形状により高回転域でも樹脂の発熱を抑え、押し出せることが可能となり、樹脂温の制限から回転域を抑えて使用していた従来の押出機に比べ、同等の押出量を1~2サイズ小型な押出機で対応出来ます。機械や電装部品も日本国内で調達可能部品を基本的に使用し、PLCなどもお客様が使い慣れたメーカーを使用することが出来るため、納入後のメンテナンスについても安心してご使用出来ます。テスト機も準備していますので、ご要望があればご確認頂くこと可能です。 (有償)

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超臨界炭酸ガス発泡押出機

近年、自動車や家電等の業界ではITやIoTの飛躍的な発展により、大容量の情報を低ノイズで送れる通信ケーブルの開発が求められています。 本技術は、これらの要求を解決するため、物理発泡剤である二酸化炭素を超臨界状態で使用し、気泡を微細化することにより発泡ケーブルの細線化を実現することを目的に開発しました。

ガス注入方法としては「溶解ユニットタイプ」と「シリンダー部より直接注入タイプ」の2通りの方法で、用途や樹脂、押出形状などによりご提案が可能です。

樹脂への溶解度に優れ微細発泡を可能にした次世代の発泡技術となります。

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誘導加熱式プレヒーター

近年 製品の品質維持や高速化、歩留まり改善などの様々な面からプレヒーターがケーブル製造現場では必要不可欠な存在となって来ています。

弊社のプレヒーター(Q5シリーズ)は、1993年に独自技術により1号機を開発、販売して以来もうすぐ30年を迎えます。その納入実績や、お客様の声からの貴重なご意見を参考にして、性能はもちろんのこと使い勝手なども改良、改善を積み重ね、ご使用頂いたお客様からはリピートオーダーも頂き、高い評価を得ております。

Q5シリーズは単線φ0.25~φ3.8㎜、撚線0.05~8.0sqの線サイズに応じた3機種を揃えております。

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ワンステップシラン架橋押出機

ポリエチレンケーブルは、絶縁性という面では優れた特徴を持っていますが、加熱に対して変形するという弱点があります。その弱点を、架橋という方法で分子間結合を高めることにより、改善出来ることは既に良く知られています。幾通りかある架橋方法の多くはラインを専用化するため高額な設備費用が掛かることが難点でした。

ベースポリマーであるポリエチレンとシランカクテル(シランカップリング剤)を押出機のホッパー部で一緒に供給し、シリンダー内でグラフト反応を起こさせるワンステップシラン架橋方式は、押出機部分の変更で、その他の前後装置は既設ラインを使用することが出来るため比較的安価な投資金額で、ランニングコスト低減や作業性など大幅な改善が期待出来る製造方法です。

MITSUBAでは、自社独自開発のシランインジェクションと一緒にお客様の仕様に合わせたワンステップシラン架橋用押出機を各サイズ取り揃えています。

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TPX樹脂押出機

TPXⓇ樹脂(三井化学社商標名/一般名ポリメチルペンテン)は耐熱性、離型性、透明性に優れたポリオレフィン系樹脂です。

ゴムホース製造現場では、その特長を活かして鉛の代替品として加硫時シース用やリサイクル性よりマンドレル用で数多くの会社や製造現場で使用されています。

三葉製作所では、TPXⓇ樹脂発売当初より専用押出機を製作販売して参りましたが、このたびバージョンアップした新タイプを開発しました。

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チューブ用束取結束機

巻取ボビンを2ヶ所備え、巻取部と結束部が分かれているため、結束中も止めることなく巻取が可能です。また、束サイズの変更も可能です。束取結束装置手前にアキュームレーターを備えることで束切り替え時にチューブが貯線出来るためも押出を止めることなく生産が可能です。押出ヘッドにてチューブ内に微圧のエアーを吹き込み成形しプラスチックウェルダーにより終端始端を封止することでチューブ形状を保持できます。

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