上田地域産業展2024-地域と産業を繋ぐ-

製糸業で創業以来、上田市で地域と共に歩んでいます笠原工業株式会社

企業概要

明治33年に上田市に創立して123年目を迎えました。現在は、電子部・合成部・AB(アグリビジネス)部・精密加工部の4部門で事業展開をしています。本社敷地内には、常田館製糸場として日本の近代化産業に貢献した当時の建物群が現存し、計7棟が平成24年に国の重要文化財に指定されています。文化財と共に地域や顧客から愛され信頼される企業を目指しています。

事業内容

●電子部…各種ハーネス加工、半導体及びFPD製造装置の設計製造組立 ●合成部…工業用・農水産物用・建築用発泡スチロール成型品等の販売 ●AB(アグリビジネス)部…各種農業用資材等の販売 ●精密加工部…各種ガラス素材の切断、精密研磨加工、ケミカル強化

住 所

〒386-8611 長野県上田市常田一丁目10番3号

『歴史や伝統を大切にしながら、時代の変化に対応』

半導体関連から農業分野まで幅広い品目を取り扱っています。

 

文化財の保存活用(社会貢献活動)

歴史や文化の多様性を守る取組として、「NPO法人 絹の文化 蚕都常田館」が会社の所有する製糸業関連の文化財を維持管理し、地域貢献も兼ね一般公開を実施しています。

 

 

『いちごリレー苗生産受託サービス』(アグリビジネス部)

アグリビジネス部門にて、「いちごリレー苗生産受託サービス」に取り組んでおります。農作物の販売を目的とする農業事業とは異なり、いちご生産者に代わって苗の生育を管理する農業サービス業となります。現在は、小諸市内の休耕地を有効活用して生産設備を導入し、群馬県産のいちご品種「やよいひめ」について委託契約を締結して管理しています。農業従事者の高齢化が進む状況下においては、夏場の苗管理という重労働から生産者を解放するサービスになりますので、産地の支援にもつながっています。

①5月上旬頃 生産者より、いちご苗を預かり

②5月上旬~9月下旬頃 いちご苗の生育を管理

③9月下旬頃~ 生産者へ、いちご苗を引渡し

【いちごリレー苗とは?】いちごはつる状の芽(ランナー)を親から子、子から孫へと伸ばし、その株数を増やしていきます。その様子から「いちごのリレー苗」と呼ばれています。親株から伸びた子株や孫株を生産管理するのが当社の受託サービスとなります。

 

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