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-IT×地域の「農林業」- LPWAによる地域の農林業のスマート化 (鳥獣害防止・水田水管理など)(2024)2023.10.23
上田市では現在「上田市スマートシティ化推進計画」が進められています。そのなかで、農林業などにおいても、社会・自然環境の変化に対応するため、IT・ICT技術を活用したスマート化・自動化を進めています。
こうした取り組みに対し、当部会や地域を代表する情報サービス系企業も協力し、スマートシティ化の実現に向け、努めています。
そこで、LPWA(省電力広域無線通信)技術を活用した地域の農林業のスマート化に向けた取り組みについてご紹介します。
“LPWA(省電力広域無線通信)”とは
LPWAとは、“Low Power Wide Area”の頭文字を取った名称であり、“省電力・長距離通信”コンセプトとした通信技術です。
LPWAの通信速度は数kbpsから数百kbps程度と携帯電話システムと比較して低速なものの、一般的な電池で数年から数十年にわたって運用可能な省電力性や、数kmから数十kmもの通信が可能な広域性を有しています。既にフランスなどではSigfox社により全土にLPWAのネットワークが構築され、米国などでもLoRa規格によるLPWAの導入が始まっています。※1
その中でも、上田市の事業ではLoRaWAN(ローラ・ワン)という通信規格を用いています。
※1 平成29年版 情報通信白書(総務省)
これまでの取り組み
長野県や上田市の補助のもと、市内事業者が共同でおこなってきました。
具体的な取り組み
(1)プラットフォームサービスの整備・ゲートウェイの設置
(2)鳥獣害対策用罠捕獲検知システムの設置(実証実験)
(3)水田水管理システムの設置
○解説動画はコチラ!
https://youtu.be/Y97NmtKFc5o?si=CNyhGB1-QfC0Nflz
(4)水害対策用の河川水位計の設置
○解説動画はコチラ!
https://youtu.be/rqi0L2jd4S0?si=QVOvXKoX4IlmWOXn