上田地域産業展2024-地域と産業を繋ぐ-

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学生から見た上田地域産業展! ~インターンシップ生による企業紹介~2023.11.07

学生から見た上田地域産業展! ~インターンシップ生~

上田商工会議所では、上田地域産業展リアル展示会にあわせて、11/3に上田商工会議所の業務を体験する機会としてのインターンシップを実施しました。各学生は、上田地域産業展リアル展示会出展企業5社の取材と、ワールドカフェへ参加し、上田地域の企業を知るとともに、上田で「働く」イメージをもつきっかけとなりました。
今回取材した学生たちの取材レポートをご紹介します!

エプソンアヴァシス株式会社 

Q1:どんなことをしている会社?
エプソン製品のソフトウェア開発や、それに関連するウェブサービス、アプリケーション開発を主な事業として行っています。近年では創業から43年の間に培った幅広い技術力を活かし、クリエイティブで面白い製品やサービスを提供するための開発にも力を入れており、教育の場など、地域に貢献することのできることも目指しています。

Q2:企業の自慢ポイントやPRポイント
・創業から43年の間に培った幅広い技術力。
・「おもしろいこと」「新しいこと」を産み出しやすい環境と、それを自社内の各部門で協働しながら創り出すことのできる技術力の高さ。
・人を大切にする風土があり、若手でも働きやすく、誰もが活躍することのできる職場環境。

Q3:学生レポート(取材した感想)
・プリンターやアプリなど、私たちの身近な機器に使われているソフトウェアを開発されている会社であることが分かりました。
・上田から世界へ、技術を生かした様々な製品が送り出されているということに魅力を感じました。
・プロジェクターやアプリを活用したゲームの体験がとても面白かったです。今回のような展示会や教育機関などでも披露しているとのことで、子どもから大人まで幅広い世代の人にエプソンアヴァシス㈱のことを知ってもらい、この技術を楽しんでもらいたいです。

②株式会社タツノ

Q1:どんなことをしている会社?
企業業務に必要な文具とコピー機、プリンタ、パソコンなどのOA機器などの物品販売、クラウドサービスの提案および提供。人手不足や社会のデジタル化による世の中の働き方の変化する中で、zoomの活用やテレワーク、お客様とのwebミーティングなど顧客の生産性向上のサポートと、事業を通した地域社会への貢献。

Q2:企業の自慢ポイントやPRポイント
一番のPRポイントは、働く中でスキルアップをすることが可能である点。デジタル化が進んでいく世の中で新しい価値の創造や世の中の流れに即したスキルの獲得が必須であるため、働いている社員のリスキリング(学びなおし)施策を重視している。その施策として月に一回リスキリング研修を行っている。それに加え、取引先の多さを生かした情報収集を容易に行うことができる。また、スキルアップをすることによって社員の生産性向上も期待できる。

Q3:学生レポート(取材した感想)仕事のやりがいは、企業に向けて商品の販売やサービスを提供を通して地元に貢献できたり、お客様様から”ありがとう”と感謝を伝えてもらえることであるとお聞きしました。”お客様と地域社会を元気にしたい”というビジョンの元、お客様も地域も大切にしながら業務に取り組んでいる印象です。また、スキルアップ制度や福利厚生もしっかりしているため、働きやすい職場であると感じました。
働いている方の実感として福利厚生が充実しているそうで、男性でも育休を取得することが可能であるなど先進性も持ち合わせているように感じました。また、株式会社タツノ様は営業系がメインであるため、スケジューリングがしっかり行えていればスケジュールに縛られることなく休暇等をある程度自由にとることが可能で、裏を返せば社員一人一人の意識や考えが重要になると感じましたが、この形態が社員一人一人の生産性をより高めている要因になっているのではないでしょうか。
やりがいは事業を通して地域社会への貢献を行うことができる点と営業の計画を達成した時の達成感を感じられることだそうで営業というオリジナリティのあるやりがいでもあるように感じられました。
個人の自由を大切にしてくれる会社でとても働きやすいということ、営業系のオリジナリティのあるお話を聞くことができたのはこれから就職活動にむけて生かしていくことができるとても貴重な体験でした。

城下工業株式会社

Q1:どんなことをしている会社?
海外旅行者向けのグッズ(コンセントのアダプター)「ロードウォーリア」という製品を主に製造している会社です。また、ヘッドフォンなど音響機器「サウンドウォーリア」も取扱っています。

Q2:企業の自慢ポイントやPRポイント
1番の自慢ポイントは自社製品を取り扱っているため、企画から販売まで行っていることで作りたいものを作れることです。また、注文を受けてからも製造しており、無印良品などの企業にも提供しています。
大手家電量販店やネット市場でも販売しており、ロードウォーリアは月1万個売れています。また、ロードウォーリアは一つで9種類のコンセント形状に対応しており、ほぼ全世界で使用することができるため、海外向けコンセントのアダプターは日本のシェア率は半分以上を誇っています。
ヘッドフォンは音質が違う5種類を展開しており、ジャンルや用途によって使い分けることができます。

Q3:学生レポート(取材した感想)
・会社が大切にしていること
世の中にないものを創造し、社会の役に立つことをし続けることです。
・やりがい
企画から販売までをやっているため、部署ごとにそれぞれやりがいはあるが、一貫して社員はできた商品をお客様が喜んでくれた時にやりがいを感じます。

株式会社林工務店

Q1:どんなことをしている会社?
総合建設業として、上田地域で60年に渡り培った林工務店様ならではの技法を用い、安心して住んでいただける一般住宅を建設しています。また、歴史あふれる古民家を耐久性に優れ、機能面にも優れた建物に再生しています。

Q2:企業の自慢ポイントやPRポイント
林工務店では、自然の木を利用することで、あたたかさや健康面も考慮された住宅を提供しています。実際に、アレルギーや喘息、アトピーなどの症状に悩まされていたお客様が林工務店の手がけた住宅に住み始めたことで、症状の改善が見られました。
また本来であれば、外部の大工に委託する工務店が多いところですが、林工務店では自社で育成した大工によって家が造られています。このことにより、品質の高さを保証した建設を実現しています。
そして、建設の際はお客様の要望をきちんと理解し、限られた予算の中で、お客様のゆずれないポイントを反映した様々な提案をしています。

Q3:学生レポート(取材した感想)
木のこだわりについて力説いただく中で、加工を加えていない自然の状態の木の可能性の大きさに感銘を受けました。特に、健康面に対する木の治癒効果には驚きました。
またお客さんとしての立場に立つと、あたたかく、涼しく、通気性の良い家は設計次第で実現できるということで、電気ばかりに頼らずに環境への配慮をした暮らしが林工務店様で叶えられると思いました。
お客様を第一に考え、自分たちの知識や知識を惜しみなく提供する心掛けも伝わり、お客様の幸せや快適な生活を第一に考えられている企業として大変印象に残りました。

株式会社双葉溶接

Q1:どんなことをしている会社?
工作機械と事業機械を手掛けている会社。主軸事業はメーカーから依頼された図面からデザインを作成し、形にして納品することです。例として、椅子のフレームやペットボトルの成形機のフレーム、学校の焼却炉の溶接を手掛けています。また、社員のやりがい向上のためブランドを立ち上げアパレル事業にも参入しています。

Q2:企業の自慢ポイントやPRポイント
双葉溶接の強みは、手掛ける事業の多様さにある。一般的に溶接会社は「板金」と「製缶」どちらか片方を手がけることが多いが、双葉溶接ではそのどちらにも対応している。また多様な材質の加工も行なっており、設計もしている。そして一般的な溶接会社より従業員数が多く、アパレル事業など多岐にわたる事業に参入できることも自慢ポイントのひとつである。

Q3:学生レポート(取材した感想)
取材を通して、事業に対する誠実さと熱意を強く感じました。従業員とともに事業をこなし、そのことによりお客様が喜ぶことに何よりの達成感を感じると話した北澤社長の言葉に胸を打たれました。立ち上げ当初は苦労した経験から従業員のことを親身に思い、一丸となって会社を盛り上げている様子も感じ取れ、なかなか街中では自社製品を見かけることは少ないため、社員がやりがいを感じられるようにとブランドまで立ち上げられており、温かい会社であると印象です。

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